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Ｌ：０７８−３８１−６２７１
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コラム 第1回 クレジットカード現金化をめぐるトラブルにご注意
【クレジットカード現金化】
上記のような言葉を、目にしたことがあるでしょうか？
クレジットカードさえあれば、すぐにでも大金を手に出来るという文句で、大きく分けると２種類あるようです。
ひとつは、クレジットカードのショッピング枠で商品などを購入させ、それを業者が買い取るというもの。
もうひとつは、購入した商品にキャッシュバックをつけることで消費者に現金が渡るというものです。
「月刊 国民生活No.27」によると、相談件数は、過去５年間で７００件弱、２００９年１年間で２０７件となっています。
随分増えてしまいましたね。
性別内訳としては、男性が55.1％、女性が40.1％
年代別にみると、３０歳代が最も多く、次いで５０歳代、４０歳代と続いています。
甘い言葉に惑わされて、後悔してはいけません。
【クレジットカード現金化】は、クレジットカード契約での違反行為であり、クレジット業界で禁止されています。
もしも行えば、退会処分を受ける可能性もある取引です。
また、不正な利用方法であることを知りながら利用すれば、消費者自身も詐欺罪に問われる恐れがあるのも事実です。
そして、利用した消費者の多くが、支払困難に陥る傾向があり、けれども、ほとんどの業者は「合法、安心」などを強調し、
利用するリスクを説明していないのが現状です。
クレジットカード現金化の目的を隠して、業者が勧誘する例もあり、高額アルバイトや借金の一本化、融資などをちらつかせ
消費者を惑わせるようです。
約束の入金がなく、連絡すら取れなくなることもあり、業者の中には、利用後に違反行為であることを盾に、消費者に対し
口止めをしたりというケースも報告されています。
危険が潜む取引です。
【クレジットカード現金化】は利用せず、甘い言葉は信用せず、不安になったら当事務所など、身近な法律家に相談しましょう。
平成２２年７月１０日 よしだ司法書士事務所